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フィードバックを提供する User は Tsubajin のファン常連マニアだった:
This is an exceptional Kaiseki restaurant. While securing a reservation can be challenging, the experience is certainly worth the effort. The staff is incredibly friendly, and the ambiance is beautiful, complemented by delicious meals. すべてのフィードバックを表示.
金沢で最も歴史のある料亭で、日本料理の真髄やおもてなしの心を体感したく訪れました。 通されたのは花の間。 かの山下清画伯も逗留されたとか。 先ずはお茶でひと息つきました。 軸は隈取で、偶然とはいえ、私は歌舞伎が好きなので嬉しい驚きがありました。 茶室に続く庭には、藁こもかぶりが施された水がめや石燈籠が。 庭、花、器ともに季節の設えの見事さに感じ入りました。 そしてお料理 付き出し 加納ガニのジュレ乗せ 八寸 柴栗の渋皮煮 五郎島金時の天ぷら かぶらずし 山芋のサーモン手毬 ころ柿バター 百合根もみじ 銀杏せんべい 豆小鉢 イクラ醤油漬け 味噌豆腐 お酒がすすみます。 どれも手の込んだ八寸は、まるでお城の姫君が食すのでは?と思うほどの可愛らしさ。 その中で特に気になったのは、渋皮煮です! 柴栗(山栗)は味に深みがある貴重な栗ですが、とても小さい栗なので、手間がかかる渋皮煮にするのは大変だろうにと感心してしまいました。 私も渋皮煮を作るものですから。 吸物 干し椎茸の出汁が効いたおついにふんわりしんじょの美しさ。 お造り イカ 甘海老 ヒラメ イカの飾り包丁に職人の技をみました。 こんなにまったりして、美味しいイカを食すのは初めてでした。 甘海老には青い卵がアクセントに。 白身の魚はヒラメとの説明でしたが、こんなに厚いヒラメってすごいなと思いながら食しました。 焼物 ブリのステーキ レモンを絞ると能登娘大根がピンクに頬を染めました。 鍋物 白子の柳川鍋。 あまり食べたことのない白子ですが、甘くて癖が全くありませんでした。 留 白山ナメコと卵の雑炊。 滑りは無く傘の開いたナメコは滋味深い味わい。 香物 盛付けにも一々感動する私。 水物 豆乳をホイップしたクリームの下に、食べ易くカットされた季節の果物と葛切りが隠れていました。 細やかなお料理、行き届いた接遇に上質な時間を過ごすことが出来ました。 夏目漱石の小説に出てくる書生のような袴姿の男性が、お料理を出して説明してくれました。 お若いのにしっかりされていて、会話もご馳走の内だと改めて思いました。 お部屋と玄関先の看板の前で写真を撮っていただきました。 早いもので結婚30周年を迎え、文化と華の街、金沢での良い思い出となりました。 また、節目の折りに伺うことが出来たらと思います。
This restaurant is the largest and most legendary cultural establishment in Japan. It is filled with historic artifacts and experiences. I believe this place truly symbolizes Kanazawa.
I enjoyed one of the best Japanese kaiseki meals. I don't think you can find this quality of kaiseki at this price in Tokyo or Kyoto.
約260年の歴史を誇る老舗料亭「つば甚」。伝統的な料理と老舗ならではの行き届いたサービス、そして加賀百万石の時代から続く趣あるお部屋。これらが「つば甚」が260年も愛され続けてきた理由でしょう。もはや「食事」という枠を越え、金沢の食文化を体感しているような気分にさせられます。名店に相応しい空間がそこにはありました。感謝……。
何て美しい体験でしょう!日本での食事体験の中で、間違いなく最高のものでした。300年の歴史を持つ伝統的な日本の建物に位置し、スタッフの温かいおもてなしで迎えていただきました。この体験はまさに3つ星ミシュランにふさわしいもので、料理は美味しいだけでなく、季節の新鮮な食材を使って見事に盛り付けられています。料理は単なる食べ物ではなく、目の前に広がる季節の詩のようです。お部屋自体も美しく装飾されており、非常に本格的で、まるで時間旅行をしているかのような気分になります。心からおすすめです!